300万部のベストセラーを生んだ動物学者・今泉忠明先生が教える、生命38億年のサバイバルストーリー!身近ないきものの驚きの進化が“図解”でわかる、はじめての「くらべる図鑑」です。

生物の劇的ビフォーアフターがわかる一冊

これはとても楽しい生命進化の本です。

『くらべてびっくり!やばい進化のいきもの図鑑』では見開き2ページで多くの動物の「進化前と進化後」を比較しているので、いかに多くの生命体が劇的な変化をとげたかがよくわかります。

400万年前は巨大だったドブネズミ、5200万年前は陸を歩いていたクジラ……などなど、読めば誰かに話したくなるネタが満載です。

基本は子供向けですが、大人でも十分楽しめる内容と思います。

犬と猫は同じ生き物から進化した

イヌとネコ、これはまったく違う動物にみえます。

でもこの本の50ページを読むと、実はどちらもミアキスという同じ生物から進化したことがわかります。

ミアキスは森の木の上で生活していましたが、森にとどまったものは牙が生えてきて最初のネコ科、プロアイルスに進化しました。

いっぽうで草原に進出したものは、もっとも古いイヌ科のヘスペロキオンに進化したのです。

ヘスペロキオンの誕生が3500年前、プロアイルスの誕生が2500万年前だそうなので、かなり古くからイヌ科とネコ科に分かれていたことがわかります。

環境が違えば、生物はまったく違う生き物に進化していくのですね。

恐竜があの鳥に進化していた!?

鳥は恐竜から進化した生き物、ということは最近知られるようになってきています。

とはいっても、具体的にどの鳥がどの恐竜から進化したのかまでは普通わかりませんよね。

この本では、アンデスコンドルの祖先がティラノサウルスだったと書かれています。

コンドルは鳥のなかでも最強クラスの強さですし、祖先がティラノサウルスなのもなんとなく納得できます。

鳥類の翼は恐竜の羽毛から進化したもののようですが、この本の69ページを見ると、ティラノサウルスには羽毛があっても体の一部に限られていた可能性が高いそうです。

恐竜の真の姿は、今後も学問の進化とともにアップデートされつづけていくのでしょうね。


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