Audibleが3ヶ月無料キャンペーンをやっていたので、今日から入会してみました。
「聴く読書」は時間がかかりそうだというイメージがあり、なんとなく敬遠していたのですが、いざ『民主主義とは何か』を聴いてみたら時間を忘れて聴き入ってしまいました。
本の内容もいいのでしょうが、新書の朗読は思っていたより耳に心地よく、すんなりと内容が脳に入ってきます。
Audibleの「聴く読書」は消費する精神ポイントが少ない
聴いていて思うのは、Audibleは読む読書よりも気楽に聴けるということです。
kindle unlimitedで電子書籍を読むときは「よし、読むぞ」と意気ごまなくてはいけない感じがありますが、Audibleなら寝ながらでも聴けるので、読書のハードルがだいぶ下がります。
ゲームでいうと、消費するMPが少ないイメージです。多くの人が活字を読むよりYouTubeで動画を見る方を選択するのも、そのほうが楽だからでしょう。「聴く読書」も、あまり気力が残っていないときでも気楽にできます。
『民主主義とは何か』も、活字で読むなら集中力が必要な内容だと思いますが、音声だとほかのことをしながらでも聴くことができます。
そのぶん吸収力は落ちるかもしれませんが、こうして文章を書きながらでも聴けるAudibleは電子書籍では得られないメリットがあります。
自分のペースで聴けないのはストレス
Audibleは気楽に聴ける点はメリットですが、自分のペースで聴けない点はストレスになります。
Audibleは再生速度を0.5倍から3.5倍まで変えられますが、どんなに速くしても目で読むときのように内容を飛ばすことはできませんし、どこに気になる内容があるのかをすぐにチェックすることもできません。
ブックマークはできますが、電子書籍のように気になる箇所にハイライトを当てることもできないので、ハイライトからすぐ読みたいか所に飛ぶといった使い方もできません。読んだ内容の復習という点では、圧倒的にKindle Unlimitedに分があります。
ついでにいうと、ハイライトを当てられるぶん、同じ本でもkindleのほうがずっと感想が書きやすいというメリットもあります。読み返すのは簡単でも聴き返すのはちょっと時間がかかるので、早く内容を再確認したいときもやはり電子書籍のほうが便利です。
声優が好きならAudibleでラノベを聴くのもアリ
『この素晴らしい世界に祝福を!』の4巻はまだkindle unlimitedで読んでいなかったので、試しにAudibleで少し聞いてみました。
朗読しているのは堀江由衣さんで、カズマなど男性の台詞と女性の台詞は声音で使い分けられています。プロの声優さんなので、さすがに巧みに演じ分けています。
ただ欲をいえば、男性と女性は別の人に読んでほしかったところです。でもそれだと月額1,500円ではすまなくなりそうですが。
堀江由衣さんはアニメ版ではウィズを演じているので、ウィズ以外の台詞をしゃべっているところではは違和感を感じる人もいるかもしれません。もっとも、堀江さんのファンなら、堀江さんが全部読んでくれるAudible版このすばも楽しめると思います。