願い」は本来すんなり叶う!

スピリチュアル系の本はたまに読みますが、読むほどに脳科学的な本と内容は一致しているのではないか、と思うことがよくあります。

つまり、同じことを片方は科学の言葉で、もう一方は精神世界の言葉で説明しているのではないかと思えてくるのです。

ただスピリチュアル系の本、特に引き寄せ系はどうも言っていることがふわふわしているというか、ただ望みをイメージしただけで本当に叶うの?と疑いたくなることが多いのですが、この『日本人こそ、宇宙にお願いすればいい』は、願望を抱いた後の心の保ち方、行動の仕方などもくわしく書いてあり、かゆい所に手が届く内容でした。

「宇宙の法則」とフレーズに抵抗のない方は、読んでみるとたくさんの発見があると思います。

願望を抱いた後、どう過ごすか

引き寄せ系や願望実現系の本は、しばしば「夢を実現したイメージを浮かべればいい」「波動を高くすればいい」などと説きます。

ですが、実際にこれでうまくいっている人は少数派です。

それは、願望を抱いた後の過ごし方に問題があるからです。一度願望を思い描いても、「こんなの自分には無理」「そんなに都合よく夢がかなうわけがない」という思いが強くなると、その思いの方が現実化してしまうからです。

こういう時、もともとネガティブだったという吉岡純子さんのような方のアドバイスは役に立ちます。願望実現系の本はもともとポジティブな「引き寄せエリート」的な人が書いていることがあり、そういう人の本はネガティブな感情に対処するノウハウを教えてくれないからです。


この本の3章では、ネガティブな感情に対処する方法が具体的に書いてあります。たとえば、「ネガティブな感情を認め、受け入れること」。感情は、認められることで昇華される特徴があります。無理にポジティブにふるまおうとするのではなく、ネガティブな自分を受け入れることで気持ちが楽になり、願望実現のスピードも速くなるのです。

ネガティブな気分を無理に否定しても、それは結局ただの自己否定なので決していい気分にはなれません。ネガティブな自分を責めると、むしろ余計に感情が下がり、願望実現が遠ざかります。精神衛生のためにも、自己受容は大切です。

日本人に合わないアファメーションはやめよう

引き寄せ力を高める技術としてよく使われているのがアファメーションです。

潜在意識を書き替えるうえでも有効な方法ですが、使い方を間違えると逆効果になることもあります。

吉岡さんは、「私は素晴らしい」「私は愛されている」などと唱えてみても、どうもしっくりこなかったそうです。海外の引き寄せ本に書いてあるアファメーションは、本来は英語であって、日本人には違和感を感じるものも多いのです。

自分で信じられないアファメーションをして、「そんなわけない」と自己否定が出てしまう場合、いったん中止するほうがいいとこの本の4章には書かれています。潜在意識は本音の方をメッセージとして受け取ってしまうからです。

自己否定が止まらないときのために、この章で紹介されているのが「逆アファメーション」です。

これは、人から言われたくない言葉をどんどん自分に行ってしまうのです。すると心は反発し、自分を肯定する言葉が自然に出てくるのです。

この方法は目から鱗でした。ある程度元気があるときでないと使えない方法かもしれませんが、普通のアファメーションをしても心がモヤモヤしてしまう方には、一度実践してみる価値があると思います。

お金のブロックがあっても稼げる!

この本の6章ではかなり大事なことを話しています。それは、吉岡さんが「お金のブロックがあっても稼げた」と書いていることです。

メンタルブロックがあると、それが願望実現の妨げになるとよくいわれます。ですが、この章で吉岡さんは「メンタルブロックをどうにかすることに時間を使うより、望む現実に意識を向けたほうがいい」と主張しています。

潜在意識は「ない」ことを理解できないので、メンタルブロックを意識しすぎて「だから稼げない」と思うより、稼いで何を実現したいのかを考えたほうが生産的ですよね。

お金に対する考え方が歪んでいる場合は、「それって本当?」と問いを投げかけるだけで、その思い込みがほどけるとも書いてあります。

あまり深刻にならず、いい想像で心を豊かにしていくことがお金の引き寄せの鍵になるようです。


『日本人こそ、宇宙にお願いすればいい』はAudibleを利用していれば0円で聴けます。